デジタルカメラ Kodak
DC4800
私の最初のデジタルカメラは97年の5月に購入したコダックのDC20で、このホームページの写真もDC20で撮影したものです。DC20は27万画素、493x373ピクセルで撮影枚数8枚という仕様で液晶モニターはありません。最大の欠点は光学式ファインダーの精度が悪く、ファインダーで見た像と、撮影した画像のずれが大きくて思ったような写真が撮れなかったことです。
購入のきっかけ 2000/9/2購入
8月末に新しいデジタルカメラが欲しい気持ちが急に高まってしまい、色々な機種を検討した結果、DC4800の渋いデザインと絞りと露出補正がダイヤル操作で出来るマニュアル的操作性が気に入って購入しました。
良いと思うところ
マグネシウムボディの質感も良く、310万画素、3倍ズームで16MBのコンパクトフラッシュが付いて、キタムラで実売約65000円という価格は他社製品と比べて安いと思います。
液晶ステータス表示窓、フラッシュやマクロ、連写などの3つのボタン、モードダイヤル、露出補正ダイヤルがカメラの上部に配置され、液晶モニターなしで撮影操作が可能な操作性の良さは使いやすい。
35mmフィルム換算28mm広角の3倍ズームは他社製品には無い魅力です。
だめなところ
レンズ部分がボディのグリップ部分よりかなり飛び出しているうえに、レンズキャップ式なのでキャップをするとますます飛び出して収納性がかなり悪い。
ピクチャーカードと電源、USB、ビデオ出力の蓋の部分がプラスチック製でプラスチックのでっぱりと本体のへこみで開閉が固定されているのは長期の使用には不安な気がするのだが。
トラブル報告
シャッターボタン半押しでピントが合うとファインダー横の緑のランプが点灯するようになっているのだが、半押しがきかずいきなりシャッターが切れてしまう初期不良品だったので修理に出しました。東京まで送ったようですが1週間で帰ってきました。
パソコンへのデータ取り込み
PCカードアダプター(780円)のみ別に買えば本体セットだけでノートパソコンにデータを取り込め、すぐ使えました。今はネットワークカードと2枚ざしでデスクトップパソコンに転送していますが、セットが面倒なのでUSB接続キットが欲しいです。
画質の評価
27万画素から310万画素に変わったことでクオリティはかなり高まり、色も良くなったと思う。しかしふだん使っているフジカトラベルミニ(35ミリオートフォーカス)とサービスサイズプリントで比較したかぎりでは、画像のシャープさと色のクリアさで少し劣っているように感じました。
デジタルプリントではコントラストが高く、白色の部分や直射日光のあたった部分は白飛びしてしまい、パソコンの画面上で少し暗く感じる画像がいいプリントになっているなど、デジタルプリントの完成度はまだ低いと思います。色やコントラストの不自然さはパソコンの画面上では感じないのでパソコンで利用するには十分な画質だと思います。
総合評価
1眼レフカメラは20年以上前のニコンFM、コンパクトカメラは15年以上前のコンタックスTをいまだに愛用していることもあり完全マニュアルカメラが結局一番使いやすいと考えています。DC4800のマニュアル的操作性は違和感がなく使いやすいです。
カメラは所有する喜びも必要と考えます。DC4800はマグネシウムボディの質感も良く、デザインも高級コンパクトカメラのイメージで気に入っています。
撮影した写真(300x200ピクセル程度に縮小)
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